お酒のない人生(禁酒日記)

35歳サラリーマンの禁酒記録

禁酒5日目『学生時代の失敗③』

昨日も仕事で家に帰ったのは0時過ぎだった。

4月に入ってから、ずっとこんな感じだ。

精神的には問題ないが、寝不足で頭がボーっとしている。

ゴールデンウィークの狭間にある2、6日を有給休暇をとり、10連休とするためにも、今が踏ん張りどきだ。

あと、もし酒を飲んでいたら、ここまで頑張らないと思う。朝も早くには起きれないし、二日酔いで会社に行ってもパフォーマンスが落ち効率が悪い。

今、踏ん張れているのは、禁酒のおかげでもあると思う。仕事が忙しい、頑張ったときのご褒美はいつも酒だったが、酒はご褒美にはならない。本当のご褒美は美味しいご飯やシラフで家族と団らんすることだ。それを実感したい。

 

 

体重 ??(朝、また測り忘れた)

お金 137,351円(タバコ、夕飯コンビニ、コーヒー)

目標達成まで 86日

目標達成のご褒美 ???

 

【大学時代の失敗】

大学3年生の夏、彼女ができた。

彼女は同じ寮の2つ年下で、それから約4年付き合った。

酒での失敗は、私は、いつも飲んだ後、よく彼女の部屋に忍び込んでいた。。。

 

寮は、もちろん男子棟、女子棟に分かれていて、中で繋がっている唯一の廊下があるが、その廊下は事務室の前にあるため、通ることができない。

酔った私が思いついたのは、ベランダの非常階段から中庭に出て、女子棟の非常階段からベランダをつたって、彼女の部屋に行くことだった。

夜とはいえ、シラフではそんな大胆な事は出来ない。まるで泥棒みたいだ。

酔って自制心が麻痺している私は、ズンズン歩いて行った。

彼女の部屋の前まで来て、私が窓をノックすると、彼女が開けてくれた。

そして、朝早く起きて、男子棟へ戻った。

 

私たち2人は、それで幸せだったが、何回も繰り返しているうちに、さすがに周りが気づき始め、噂になった(事実だが)。

普通、そんな噂がたったら控えるものだが、若かったことと、酒に酔っていたことで、私はあまり気にせず忍び込み続けた。

 

今思えば、特に女性たちにはイヤな思いをさせたと思っている。

 

ある時、いつものように女子棟の非常階段を登っていると、なんと女子棟の寮長が待ち構えていた。

私は驚きすぎて息を飲んでいると、寮長が一言『もう、やめときな』と静かに言って去って行った。

私は、何も言えず、すぐさま引き返したが、もう頭の中はグチャグチャだった。

恥ずかしい、気まずい、申し訳ない、他にも何とも言えない気持ちが出てきて、その日はしばらく寝付けなかった。

しかし、結局、卒業する最後まで、私の忍び込みは終わらなく、一部の女性たちとは気まずい関係が続いた。いま考えると本当にゾッとする。

 

明日へ続く。