お酒のない人生(禁酒日記)

35歳サラリーマンの禁酒記録

禁酒13日目『起きたら浜松』

今朝5時に目が覚め、久しぶりに朝のウォーキングに出かけた。

私の家(社宅)の近くには、大きな公園があり、1周約4キロのコースがある。走る人、歩く人、ベンチで休んでいる人、みんな自由に朝の時間を過ごしている。

マスクは持っていたが、行き交う人と十分な距離をとれたので、マスクを外してウォーキングした。

雨上がりの匂いと木の匂いを直に吸い込み、とてもリラックスできた。

行き交う人を観察して、木々を眺めて、空を見て、朝の新鮮な空気を吸って、好きな音楽を聴く。とても贅沢で幸せな気持ちになれた。

いつもは、週末の朝は二日酔いで、午後くらいにようやく回復するので、とてもこんな贅沢は味わえない。

本当にシラフは最高かもしれない。この調子で気持ちよく飲酒生活を続けよう。

 

体重 60.6

お金 132,016円(0円)

目標達成まで 78日

目標達成のご褒美 ???

 

会社の新人研修が終わると、神奈川県の戸塚市にある独身寮に入寮した。

最寄駅はJR戸塚駅。会社の最寄駅は、新日本橋だったので、毎朝、横須賀線で通っていた。

私は、酒を飲んで電車に乗ると、よく寝過ごすことがあった。大船とか鎌倉で起きることはしょっちゅうだった。

しかし、ある日の寝過ごしはとんでもなかった。

その日は金曜日で、同期飲みが行われた。

同期だし、金曜日だしということで、飲み会は盛り上がり、私は終電を逃してしまった。

しょうがないので、始発まで飲もうということになり、朝まで飲んだ。

朝方になると、皆んなそれぞれの経路で帰り、私は1人で始発電車に乗った。

 

そして、気がついたら(起きたら)浜松駅にいた。

 

浜松?私は軽いパニックになった事を覚えている。

寝過ごしたのは分かるのだが、まさか浜松まで来てしまうとは、、、

駅員さんに聞くと、たまに浜松まで直通があるらしかった。

その日は土曜日で、会社に迷惑をかけることはなかったが、自分にあきれすぎて笑ってしまった。

大船とか鎌倉までの寝過ごしだと、悔しみ?イライラ?するが、浜松まできてしまうと笑うしかない。

開き直った私は、せっかく浜松まで来たから彼女にお土産を買って帰ろうと思い、駅のホームの売店で見つけたご当地キティちゃん(確かうなぎの着ぐるみを着ているやつだった)を買い、改札を出る事なく戸塚まで乗り継いで戻った。

 

誰にも迷惑はかけなかったが、何とも呆れてしまう経験だった。戸塚に着いたのは夕方だったたと思う。

 

明日へ続く。