お酒のない人生(禁酒日記)

35歳サラリーマンの禁酒記録

禁酒11日目『クラブでボコられる 社会人での失敗③』

4月から仕事が忙しくなったが、徐々に落ち着いてきた。ゴールデンウィークの2、6日を休めることになったので、今年は10連休になる。

ひかえめに言って、めちゃめちゃ嬉しい、楽しみだ。

今年のゴールデンウィークは、約3年ぶりに家族が集合する。

昨年、おばあちゃんが亡くなり(105歳の大往生だった。)納骨のタイミングを、このゴールデンウィークに合わせたのだ。

家の場合、諸事情でお墓が隣の隣の県にある。

そのため、納骨のついでに観光もしよう、という事になり、約10名で2泊3日の旅行となった。

とても楽しみだが、1つ、気になるのはお酒の事だ。

もちろん、飲もう!とは思っていないが、正直なところ、久しぶりにあったから飲みたいな、という気持ちもある。冷静に考えれば、それは単なる言い訳で、ただ飲みたいだけ、むしろ、お酒を飲まない方が良い思い出はつくれることは理解している。

今まで、帰省したり、旅行するときに、お酒を飲まなかったことは一度もない。

今回の帰省で、禁酒を継続できたら、シラフの帰省や旅行がどんなものか経験できることになる。

よし、経験してみようじゃないか。このマインドで過ごせばきっと継続できる、いや、継続するんだ。

 

体重 61.4

お金 132,016円(0円)

目標達成まで 80日

目標達成のご褒美 ???

 

25歳くらいの頃、私はよくクラブに通っていた。

目的は酒を飲んで騒ぐこと、ナンパすることだった。

ある土曜日、先輩とクラブで合流し、いつものように飲んでいた。しかし、いつもと違って、その日は先輩がきつめの酒を持ち込んでいた。

私はそれをショットで何杯も飲み、間も無くして、いつものように酔っ払い、記憶がなくなった。(本当にバカだった)

気がつくと、私は公園のベンチに横になっていた。反射的に財布とスマホを確認したが、幸いポケットにしまわれていた。

時計を見ると夜中の2時だった。

そして、体のあちこちが痛んでいることに気づいた。点検してみると、左目と右ひざがとても痛く、公園のトイレの鏡で見たら、左目は青タンができていた。右ひざには大きな傷があり、血も出ていた。

私は足を引きずりながら大通りまで行き、タクシーを拾って帰った。

次の日、先輩に電話すると、訳を教えてくれた。

私は、酔った勢いで手当たり次第に女の子へ近寄り、話しかけたり、女の子の肩や腰へ手を回していた。

普段、ナンパはするが、ボディータッチはしたことがなかったので驚いた。

そうやって、迷惑行為をしていたとき、女の子と一緒に来ていたと思われる男たちに囲まれて、一斉にボコボコにされた。

最後は、担ぎ上げられ、階段から投げ飛ばされた。

 

私は、また反省したが、酒をやめようとは思わなかった。

右ひざの傷は、今も残っていて一生消えないだろう。

 

明日へ続く。